小倉 和外 先生

静岡県立がんセンターに先生が勤務していた時の患者です。初診時は白血球数が異常に高く、急性白血病の診断で緊急入院を言い渡されました。先生は私の血液検査に当たり、単なる急性白血病にしては変だと思い、更に詳しい検査をして白血球だけでなく、赤血球にも異常が有ると診断、慢性骨髄性白血病の急性転化と診断しました。抗がん剤治療を3クールの予定が1回目でまるっきり効き目がなく、先生に熱心に骨髄移植を薦められたのですが、63歳適応年齢が過ぎているの事と、ドナーさんの苦労を知っていたので断固拒否しました。効き目があるか分からないがとスプリセルだったと記憶しますが。処方してくださり。退院し様子見ということになり。4ヶ月後一次寛解になり先生が嬉しそうな顔で嫌ならいつ辞めても良いからと、再度移植を勧めてくださり、その笑顔に思わず承知してしまいました。私が拒否していた時にも先生はドナー探しを続けていたようで、順調に治療が進みGVHDも乗り越え 、何と完治して現在10年目に成りました。あの時の先生の笑顔今でも忘れることが出来ません。 感謝しています。

青森県立中央病院にて2006年5月 急性骨髄性白血病でとてもお世話になりました。
小倉先生はベットに寝ている私の側で、同じ高さの目線でお話を聞いてくださる先生でした。
聞いたことに解りやすい言葉でお話をして下さいました。
３年間以上の入退院を繰返し治療をしていただきましたが感謝しています。